自分の記録が速い方なのか遅い方なのか、何が反応速度を左右するのか、端末が変わるとなぜ数字が変わるのかをまとめました。
刺激を認知して体が反応するまでにかかる時間です。色が変わるのを目が感知し、脳が「今だ」と判断して、指の筋肉に命令が伝わる過程がすべて含まれます。
反応時間は刺激の種類によって異なります。音に対する反応は視覚刺激より速い傾向があり、複数の選択肢から1つを選ぶ選択反応は単純反応より遅くなります。このサイトのテストは、画面の色の変化に合わせて押す最も基本的な単純反応時間を測ります。
約273msが広く使われる基準です。世界中の利用者が参加するHuman Benchmarkの反応速度テスト統計から得られた平均値です。
| 5回平均 | 評価 |
|---|---|
| 200ms未満 | 非常に速い — トップクラス |
| 200〜249ms | 速い — 平均より速い |
| 250〜299ms | 平均 — 公開平均273msが属する範囲 |
| 300〜349ms | 普通 — コンディション・端末の影響の可能性 |
| 350ms以上 | 遅い — 疲労しているか端末の遅延が大きい場合 |
視覚反応速度は10代後半から20代が最も速く、その後は年齢を重ねるにつれて徐々に遅くなる傾向があります。ただし人によって基本値の差が大きく、同じ人でもコンディションによって1日に数十ms上下します。1回のベスト記録より複数回の平均で見る方が正確です。
最も大きな要素は睡眠と疲労です。その他は以下のとおりです。
そのため、記録が急に悪くなったら、実力よりもまず前日の睡眠とコンディションを疑うのが正解です。
測定値には人の反応時間だけでなく、端末が入力を処理する遅延も合わさるためです。モニターのリフレッシュレートが60Hzの場合、画面が変わるだけで最大約16.7msかかり、スマートフォンのタッチは入力を読み取る過程で遅延が加わります。マウスやキーボードも製品ごとに入力遅延が異なり、ブラウザが押下を処理する時間も少しずつ差があります。
このため、同じ人がスマートフォンで320ms、PCで260msを記録することはよくあります。端末が生む差は通常数十ms程度であるため、異なる端末の記録と直接比べると実際の差より大きく見えます。記録の比較は同じ端末、同じ環境で行うのが原則です。
基本的な反応速度の限界は神経伝達速度が決めますが、日常で体感する記録は生活習慣でかなり変わります。
逆に、飲酒後や徹夜した状態では、どんな練習をしても普段の記録は出ません。測定値が悪い日は、体が送る疲労のサインとして受け止める方がよいでしょう。
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Q. 反応速度は生まれつきのものですか、それとも訓練で良くなりますか?
どちらも影響します。神経伝達速度のような基本値は生まれつきの部分が大きいですが、特定の課題を繰り返すと、その課題に限って数十ms短縮される練習効果が現れます。ただし、ある課題で良くなった反応が他の状況にそのまま移るわけではありません。
Q. 年齢を重ねると反応速度は遅くなりますか?
遅くなる傾向があります。視覚反応速度は10代後半から20代が最も速く、その後は年齢を重ねるにつれて徐々に遅くなります。ただし個人差が大きく、継続的に運動し十分に眠る人は同年代の平均より速い反応を維持する場合が多くあります。
Q. カフェインは反応速度を速くしますか?
一時的な覚醒効果で反応がやや速くなることがあります。しかし過剰摂取で眠れなくなると、翌日の反応速度がかえって大きく遅くなります。カフェインよりも十分な睡眠が反応速度に与える影響の方がはるかに大きいです。
Q. 測定値が100msより速く出たらおかしいですか?
視覚刺激に対する人の単純反応は、生理的に概ね150msを下回るのは難しいとされています。100ms未満であれば、変わるタイミングを予測して押した値である可能性が高いため、1回の記録より5回平均で判断するのがよいでしょう。
Q. ゲームをすると反応速度は良くなりますか?
アクションゲームを楽しむ人が視覚刺激を速く処理するという研究結果があります。ただし、その向上はゲームに似た状況が中心で、日常全般の反応速度に広くつながるかどうかは意見が分かれます。ゲームの腕前とは別に、同じテストを繰り返せばテスト自体に慣れる効果は確かにあります。